6月のおたよりに使える文例と内容

おたより

園では、毎月お便りが保護者の方へ配布されています。お便りの内容は、行事や子どもの達の成長、出来事、お知らせなどが記載されており、どこの園でも欠かせない物となっています。アナログからデジタルへと移り変わった園もあるかと思いますが、先生の作成は昔と変わらず必要です。

お便りを書くことは、行事が多い先生の中では悩みの1つ。色んな事を考えなければいけない上に、お便りを書くことはすごく気を遣います。
お便りの書き出し部分は、最初に目を通す部分となるので、気を遣って書くことで定型文を書いてしまいがちにななったり、文章が浮かばない・・・と悩んでしまう先生もいます。

ここでは、6月の「お便り」に使える文例と内容をまとめてみました。6月は、時の記念日や父の日などの行事があります。出来事を交えながら書いていく形がオススメです。
お便り作成がはかどるよう、以前私が作成していた内容を元に紹介します。

私が勤めていた園では、月の終わりの日に翌月のお便りを配布していました。6月のお便りは5月31日に配布し、内容は5月に行った行事の様子や、制作などを記載していました。子どもの様子も付け加えて書くことで、保護者の方が「こんなことしたんだね」と喜ばれたりするので、オススメです。

【6月】子どもに伝えたい行事と制作

目次

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お便り作成のポイント

お便りを作成のポイントは、つまり「伝えること」です。
保護者の方へ、行事や子どもの達の成長、出来事、お知らせを明確に伝わりやすい文章を心がけることが必要となります。

<POINT>

  • 季節感を取り入れた書き出し文
  • 季節感を取り入れたイラスト
  • 伝えたい子どもの様子
  • お知らせ

保護者へ伝えたい事をまず簡単に、メモやテキストボックスの中に埋め込んでおきます。それから、作成に取り掛かることでスムーズに取り組みやすくなります。伝えたいことが決まると、より具体的な内容を記入しやすくなります。

書き出しは、季節感を出して書くことで相手が共感します。しかし、定型文だけでは今の季節とは多少違う内容となることもあるので、読み手からは違和感を感じる事もあるので、その時期に合う言葉を選びましょう。

仕事で忙しく、お便りを見落としてしまう事もありますので、大事な部分は、色を付けたり、字の大きさを調整したりして、パッと読んだだけで伝わる書き方が好ましいと思います。

5月の「お便り」に使える文例と内容は コチラ

7月の「お便り」に使える文例と内容は コチラ

6月 季節感あふれる文例の書き出し

  • アジサイが綺麗に色づき始める季節になりました。駐車場のアジサイも、少しずつ綺麗な姿をみせてくれています。
  • 新年度が始まり2ヵ月が経ちました。新しい環境にも徐々に慣れ、子ども達はその年齢クラスに合った姿に成長しています。周りの友達の影響力は強く、同じ事を試みる姿に集団生活でのやり方を学んでいる様子がよく見られるようになり、友達や保育士と一緒に楽しい毎日を過ごしています。
  • 大人にはうっとうしい季節ですが子ども達は、降り続ける雨に興味津々です。水たまりや葉陰から姿を見せるカタツムリやカエルなどを見つけては、「あ!いたー!」と嬉しそうに近寄ったり、雨にちなんだ歌を元気いっぱいに歌ったりしてくれます。
  • 梅雨の季節は湿度が高くなりがちで体調を崩しやすくなります。熱を出したり、感染症が起こりやすくなってりします。この悪循環に負けないように規則正しい生活を送り、バランスの取れた食事を摂るようにされてくださいね。
  • 梅雨の合間の天気がいい日には、駐車場の花々が綺麗な顔をたくさん見せてくれます。そして、樹木の新緑が元気いっぱいに鮮やかな色を園庭を輝かせる中、真夏の暑さを記録する日が出てきましたね。
  • これから訪れる梅雨は、ジメジメしたり、大好きな外遊びもなかなか出来なくなってしまいますが、十分に体を動かして遊べるように工夫していきたいと思います。この時期ならではの遊びや、自然観察など子ども達に共感を持ちながら、色んな発見に耳を澄ましていきます。
  • 6月は「水無月(みなづき)」と言います。水無月は、「水が無(な)い月」と漢字だけを見るとそう感じますが、6月の場合の「無」は「の」の意味を持つそうで「水の月」と表しているそうです。
  • 雨の季節になりましたが、「お外で遊びた~い!」と言わんばかりの表情で、外を眺めています。そんな好奇心溢れる子ども達。雨の日にしか体験できない雨の日のお外遊びも、活動の中に取り入れていきたいと思います。
  • 例年よりも早い梅雨入りと共に、樹木の緑も一層に深まってきました。雨粒をのせた可憐な紫陽花を見ると、心洗われひとときです。この時期ならではの遊びをたくさん経験しながらすごしていきたいですね。
  • 夏はもうすぐ側まで来て、植物にとっては恵みの雨。この雨を、待っていたかのように、園庭の紫陽花が次々に姿を現すようになってきました。子ども達が、大好きなカタツムリやカエルが今にも跳びだしてきそうですね。
  • 初夏から梅雨へと日本の季節の移り変わりを体感することが出来る6月。この時期ならではの、自然観察を楽しみ、子ども達の好奇心や探索心を育みながら過ごしていきたいと思います。
  • 初夏に植えた夏野菜が、梅雨の雨で徐々に大きく生育している姿を見て嬉しそうな子どもたち。梅雨の合間の晴れの日には、子ども達が順番で、水やりや周りの草抜きを頑張ってくれています。
  • 6月1日には、暦の中では「衣替え」と言われています。これからは、気温も上昇してきますので、夏用の衣服の用意をして備えておくといいですよ。
  • 新型コロナウィルスから、少しずつ元の生活に戻りつつありますね。初夏の風が気持ちい季節が訪れたと思うと、すぐに梅雨がやってきまます。今年の梅雨は、どんな梅雨となるのでしょうか。ここ数年は、「異常気象」や「ゲリラ豪雨」「集中豪雨」などの言葉がよく聞かれるようになり、経験したことのない天災に一瞬にして暮らしを奪われることが起きています。何が起こるか分からい今。もしもに備えた対策をしっかりと取り組んで過ごしていきたいと思います。

6月の書き出しの文例は、梅雨の様子や行事などを取り入れながら書いていくと読み手が共感し、季節を感じることが出来ます。

クラスの活動内容や行事

クラス便りや園だよりでは、内容は別の事を記載します。園だよりに載せないクラス内の活動報告を記載しましょう。テキストボックスをいくつか用意しておいた中に、クラスの目標や、今月の歌、今月の活動などを記載していきます。

日頃の、クラスでの生活や活動(制作や体験)に関する事や、行事の準備をしている内容、または実施した様子やその後の事を感想として載せてもいいです。
ただし、行事予定などの内容は、別紙で詳細することが一般的です。

<6月> 

虫歯予防デー

  • 6(ム)月4(シ)と読めることから、6月4日から10日は虫歯予防デーとなっています歯と口の健康週間といい、歯や口の中の健康を見直す一週間です。園でも、歯を大切にすることを伝えていきたいと思います。
  • 今月は、“歯科検診”“歯科指導”と‟歯にまつわる行事が行われます。‟歯はなくてはならないものです。虫歯にならない様に、『食べたら磨く‼』の習慣が出来るようにしていきたいですね。
  • 音楽に合わせて行う“フッ化物洗口”。初めてブクブクうがい(フッ素)の練習をする時、ちょっぴり“ドキドキ”している子どももいました。1分間ですが、フッ素をする事で、永久歯が生え始める前から、行うと、虫歯を予防する事が出来ると言われていますので、今後も引き続き取り組んでいこうと思います。

子どもにも分かる「歯と口の健康週間」

時の記念日

  • 大正9年6月10日に、時間を大切にする日として「時の記念日」が定められました。時計は、人々の生活の中で大切な役目をしています。時間を大切にする心を育てながら園では、時計に関する制作を楽しんだり、歌をうたったりと親しみが持てるような活動を取り入れていきたいと思います。

子どもにも分かる「時の記念日」

父の日

  • 6月の第3日曜日は父の日です。園でも、いつも家族のために働いてくれたり、休日はたくさん一緒に遊んでくれるお父さんへ、子ども達がプレゼントを作りました。大好きなお父さんに作ったプレゼントは愛情たっぷりです。

子どもにも分かる「父の日」

「お知らせ」「お願い」があれば、記入しましょう

保護者の方に、お知らせしたい事があれば記入して伝えることが必要となります。先ほども伝えましたが、持ち物に関しても、大事な部分は、色を付けたり、字の大きさを調整したりして、パッと読んだだけで伝わる書き方が好ましいと思います。

6月のイラストは?

おたよりには、季節感を出した文章に加えて、イラストも季節の物を使うことが定番です。6月のイラストは、アジサイ、カタツムリ、雨、虹など。

イラストは検索するとフリー画像がたくさん見つかるので、おたよりの内容に合わせて配置を整えながら探してみてください。

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まとめ

6月の「お便り」に使える文例と内容はいかがだったでしょうか?
書き出し文は、季節感を出して書くことで相手が共感します。文章を書くとき、パッと読んだだけで伝わる書き方を工夫しながら、敬語に気を付けて書いていくようにしましょう。毎月、おたよりを書いているとマンネリ化する事がありますが、その月の行事や今起きている社会現象を添えて書くことで、書き出し文は新しい文章を書くことが出来ます。
「お便り」の、書きやすい文章の参考になると嬉しいです。

最後まで読んで頂き ありがとうございました。

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