10月のおたよりに使える文例と内容

おたより

園では、毎月お便りが保護者の方へ配布されています。お便りの内容は、行事や子どもの達の成長、出来事、お知らせなどが記載されており、どこの園でも欠かせない物となっています。アナログからデジタルへと移り変わった園もあるかと思いますが、先生の作成は昔と変わらず必要です。

お便りを書くことは、行事が多い先生の中では悩みの1つ。色んな事を考えなければいけない上に、お便りを書くことはすごく気を遣います。お便りの書き出し部分は、最初に目を通す部分となるので、気を遣ってから書くことで定型文を書いてしまいがちにななったり、文章が浮かばない・・・と悩んでしまう先生もいます。

書き出しは、季節感を出して書くことで相手が共感します。しかし、定型文だけでは今の季節とは多少違う内容となることもあるので、読み手からは違和感を感じる事もあります。

ここでは、10月の「お便り」に使える文例と内容にコロナウィルス感染症の事を踏まえてまとめてみました。
お便り作成がはかどるよう、以前私が作成していた内容を元に紹介します。

私が勤めていた園では、月の終わりの日に翌月のお便りを配布していました。10月のお便りは9月30日に配布し、内容は5月の行事や様子などを記載していました。子どもの様子も付け加えて書くことで、保護者の方が「こんなことしたんだね」と喜ばれたりするので、オススメです。

目次

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お便り作成のポイント

お便りを作成のポイントは、つまり「伝えること」です。
保護者の方へ、行事や子どもの達の成長、出来事、お知らせを明確に伝わりやすい文章を心がけることが必要となります。

<POINT>

  • 季節感を取り入れた書き出し文
  • 季節感を取り入れたイラスト
  • 伝えたい子どもの様子
  • お知らせ

保護者へ伝えたい事をまず簡単に、メモやテキストボックスの中に埋め込んでおきます。それから、作成に取り掛かることでスムーズに取り組みやすくなります。伝えたいことが決まると、より具体的な内容を記入しやすくなります。

仕事で忙しく、お便りを見落としてしまう事もありますので、大事な部分は、色を付けたり、字の大きさを調整したりして、パッと読んだだけで伝わる書き方が好ましいと思います。

11月「お便り」に使える文例と内容

11月 季節感あふれる文例の書き出し

  • 季節の中でも秋は、過ごしやすく体を動かす事に最適な季節です。今年は、コロナウィルス感染症で運動や遊びに限られてしまう事もあるかと思いますが、季節を感じられるように過ごしていきたいと思います。
  • 時折、心地よい風が吹き抜けて気持ちのいい季節となりました。澄んだ空の下、元気いっぱい遊ぶ子どもたちの声が風に乗って運ばれていきます。
  • 日が落ちるのも少しずつ早くなり、秋の訪れを感じるようになりました。外の音に耳を澄ますと子ども達が大好きな、鈴虫やコオロギ、バッタなどの秋の昆虫が豊かな音を奏でて合奏しています。
  • 公園へ出かけると、キンモクセイの香りが漂う季節となりました。秋の季節を感じることが出来る植物を通して、自然との関りを多く取り入れながら過ごしていきたいと思います。
  • 暑い夏も終わろうとして、少しずつ秋のさわやかな風を感じることが出来るようになってきました。秋は、運動をするには最適な季節ですね。
  • 猛暑が続いた後は、季節はかけ足しているかのように秋へと変り、園から見える山も少しずつ秋の山へと移り変わっています。これから益々、一雨ごとに秋色に染まっていく事でしょう。
  • いつの間にか、木々の葉の色が変わり始め、さらっとした心地良い風が吹いて季節はすっかり秋色に染まってきました。
  • 秋は、運動をするには最適な季節です!。毎日頑張って励んでいる運動会の練習では、ひと夏の成長をうかがう頑張りぶりを発揮させています。出来るようになった達成感が自信となり、子ども達は一段と大きくたくましくなったように思えます。今月に行われる運動会、子ども達の輝く姿を楽しみにしていてください。
  • 『天高く馬肥ゆる秋』澄み渡った空のも、子ども達の心と身体が逞しく成長していく事願いながら、秋の楽しみを過ごしていきたいと思います。
  • 早いもので、今年も残り3か月となりました。今年は、今まで経験したことのない年になりました。今からコロナ禍に加え、インフルエンザも流行する時期に入ります。身体に気を配りながら、ウィルス感染予防を取り入れつつ保育をしていきたいと思います。保護者の方も、引き続き協力お願いします。
  • 今年度も折り返し地点となりました。今年度は、コロナウィルス感染症で様々な事が延期や中止となり、保護者の方々にはご迷惑をおかけしているかと思いますが、今後も出来る限りの行事を取り入れながら、子ども達の笑顔を多く取り入れることが出来るように過ごしていきたいと思います。
  • 新型コロナウイルスだけでなく、秋から流行しやすいインフルエンザやノロウィルス感染症が広がりやすくなります。園では、子どもたちの健康管理・安全対策には十分気を付けていきたいと思います。
  • 新型コロナウイルス対策へのご協力をお願いする中ではありますが、引き続き手洗い、うがい、消毒を取り入れながら感染症対策をしながらの保育をしていきたいと思います。

10月の書き出しの文例は、秋色を取り入れながら書いていくと読み手が共感し、季節を感じることが出来ます。

クラスの活動内容や行事

クラス便りや園だよりでは、内容は別の事を記載します。園だよりに載せないクラス内の活動報告を記載しましょう。テキストボックスをいくつか用意しておいた中に、クラスの目標や、今月の歌、今月の活動などを記載していきます。

日頃の、クラスでの生活や活動(制作や体験)に関する事や、行事の準備をしている内容、または実施した様子やその後の事を感想として載せてもいいです。
ただし、行事予定などの内容は、別紙で詳細することが一般的です。

<10月>

運動会

  • もうすぐ、園の一大行事「運動会」です。子ども達は、この日の為に、毎日小さな体で練習を頑張ってきました。当日は、予想もしないハプニングもあるかもしれませんが、子ども達の頑張りを精一杯応援して温かい拍手で迎えてください。

ハロウィン

  • ハロウィンは海外の行事ですが、近年日本でも取り組まれるようになりました。可愛いお化けに仮装して、園内を歩く子どもの姿が楽しみです。

子どもと楽しむハロウィン

「お知らせ」「お願い」があれば、記入しましょう

保護者の方に、お知らせしたい事があれば記入して伝えることが必要となります。先ほども伝えましたが、持ち物に関しても、大事な部分は、色を付けたり、字の大きさを調整したりして、パッと読んだだけで伝わる書き方が好ましいと思います。

10月のイラストは?

おたよりには、季節感を出した文章に加えて、イラストも季節の物を使うことが定番です。10月のイラストは、秋の食材や植物や、10月31日はハロウィンが行われるので、ハロウィンにちなんだお化けなどがいいと思います。

イラストは検索するとフリー画像がたくさん見つかるので、おたよりの内容に合わせて配置を整えながら探してみてください。

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まとめ

10月の「お便り」に使える文例と内容はいかがだったでしょうか?
書き出し文は、季節感を出して書くことで相手が共感します。文章を書くとき、パッと読んだだけで伝わる書き方を工夫しながら、敬語に気を付けて書いていくようにしましょう。毎月、おたよりを書いているとマンネリ化する事がありますが、その月の行事や今起きている社会現象を添えて書くことで、書き出し文は新しい文章を書くことが出来ます。
「お便り」の、書きやすい文章の参考になると嬉しいです。

最後まで読んで頂き ありがとうございました。

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