園では、たくさんの職員が働いています。園長、副園長、常勤保育士、臨時やパート、栄養士、調理師、看護師や用務員の他にも各園によっては、役割を持って雇っている園も数多くあります。
このように、たくさんの人が働く園においては、人間関係の基本となるコミュニケーションが不可欠です。
元保育士の経験を交えながら、コミュニケーションの重要さについて伝えていこうと思います。
よりよい園の結成のために参考になるとうれしいです。
コミュニケーションの基本
コミュニケーションは、どの社会においても人と関りをもって仕事していく上では、なくてはならない物です。自分の考えを相手に伝えたり、相手の考えを聞き取って信頼関係を築いていくことでより良い組織となっていきます。
ここでは、コミュニケーショを図るための大切な3つのことを簡単にまとめました。
1、どのように接するといいのかまず相手を見る。
相手の事を何もしらない状態から、自分の思いを伝えるのではなく相手がどのような立場や状況にあるのかをしっかり見る。
2、相手の話を聞く
一緒に仕事をしていく上では、信頼関係を築き相手の話をしっかりと聞かなければなりません。相手の話を聞くことで、相手の思いを合わせたり、相手の立場になって物事を考えたりすることが出来るようになり思いやりが生まれます。
3、自分の思いを伝える
相手の気持ちを受け入れることが出来ると、相手と信頼関係が成り立ち自分の意見や思いも相手に受け取ってもらえるようになる。つまり、提案したりアドバイスをすることが出来るようになると相手の中に「このアイディアいいね」「なるほど」というような気付きを見つけることが出来ます。
気配りが大事
園において、一人で全部仕事を抱えてやっていくことは出来ません。みんなでサポートをしながら立派な園を作って行くのです。
例えば・・・使った物はそのまま放置。廊下にゴミが落ちてあろうが見て見ぬふり。一人でたくさんの制作を飾っている人を眺めるだけで手を差し伸べようとしない。
このように、誰かがするだろう。やってくれるだろう。
との甘い考えを持っていると、物事がうまく回らなくなってしまいます。
困っている先生に気付く、相手への気配りから思いやりの心が生まれ、コミュニケーションも成り立っていくのです。
親しき中にも礼儀あり
一緒に仕事をしていくと、徐々に仲良くなってくると感謝の気持ちを伝えることを忘れがちになったり、やってもらって当たり前に思うようになってしまったりもします。
感謝の気持ちは、いつでもどこでも言葉にして伝えることが大切です。
- ありがとうございました
- お世話になりました
- お疲れさまでした
感謝の気持ちや労いの気持ちは、いつになってもわすれないようにしましょう。
まとめ
よりよい園の結成には、コミュニケーションは不可欠です。コミュニケーショを図るための大切な3つのこと、
- どのように接するといいのかまず相手を見る。
- 相手の話を聞く
- 自分の思いを伝える
これらは、基本であり難しく考える必要はありません。何度も相手の話を聞き入れたり、聞き返したり、自分の意見を交えたりしていくことで身に付いていきます。
そして、周りの状況をみながら気配りや感謝の気持ちを忘れないようにすることで、よいよい組織が結成されていくのです。
コミュニケーションを図るために、まずは相手を観察することから始めることで、やりやすくなっていくと思います。
最後まで読んでいただき ありがとうございました。
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