5月のおたよりに使える文例と内容

おたより

園では、毎月お便りが保護者の方へ配布されています。お便りの内容は、行事や子どもの達の成長、出来事、お知らせなどが記載されており、どこの園でも欠かせない物となっています。アナログからデジタルへと移り変わった園もあるかと思いますが、先生の作成は昔と変わらず必要です。

お便りを書くことは、行事が多い先生の中では悩みの1つ。色んな事を考えなければいけない上に、お便りを書くことはすごく気を遣います。
お便りの書き出し部分は、最初に目を通す部分となるので、気を遣って書くことで定型文を書いてしまいがちにななったり、文章が浮かばない・・・と悩んでしまう先生もいます。

ここでは、5月の「お便り」に使える文例と内容をまとめてみました。5月は、子どもの日や母の日などの行事があります。出来事を交えながら書いていく形がオススメです。
お便り作成がはかどるよう、以前私が作成していた内容を元に紹介します。

私が勤めていた園では、月の終わりの日に翌月のお便りを配布していました。5月のお便りは4月30日に配布し、内容は4月の行事や様子などを記載していました。子どもの様子も付け加えて書くことで、保護者の方が「こんなことしたんだね」と喜ばれたりするので、オススメです。

【5月】子どもに伝えたい行事と制作

目次

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お便り作成のポイント

お便りを作成のポイントは、つまり「伝えること」です。
保護者の方へ、行事や子どもの達の成長、出来事、お知らせを明確に伝わりやすい文章を心がけることが必要となります。

<POINT>

  • 季節感を取り入れた書き出し文
  • 季節感を取り入れたイラスト
  • 伝えたい子どもの様子
  • お知らせ

保護者へ伝えたい事をまず簡単に、メモやテキストボックスの中に埋め込んでおきます。それから、作成に取り掛かることでスムーズに取り組みやすくなります。伝えたいことが決まると、より具体的な内容を記入しやすくなります。

書き出しは、季節感を出して書くことで相手が共感します。しかし、定型文だけでは今の季節とは多少違う内容となることもあるので、読み手からは違和感を感じる事もあるので、その時期に合う言葉を選びましょう。

仕事で忙しく、お便りを見落としてしまう事もありますので、大事な部分は、色を付けたり、字の大きさを調整したりして、パッと読んだだけで伝わる書き方が好ましいと思います。

4月の「お便り」に使える文例と内容は コチラ

6月の「お便り」に使える文例と内容は コチラ

5月 季節感あふれる文例の書き出し

  • 進級、入園から1ヶ月が経ちました。新緑の木々を渡る風が気持ち良くなりました。子ども達も、新しいクラスに慣れ毎日楽しく過ごしています。園庭の大きな鯉のぼりとともに、子どもたちの笑い声と元気に走り回る姿が見られます。様々な活動と遊びを通じて、じっくりと向き合い触れ合い、担任との信頼関係も築きながら、心のつながりを深めていきたいと思います。
  • 爽やかな季節となり、子ども達は園庭で色んな昆虫探しに夢中です。誰かが見つけると、いつの間にかたくさんのお友達に昆虫たちは囲まれて賑やかな毎日です。
  • 入園して1ヵ月。新しい制服に、新しいカバン。そして新しい友達に、ワクワクの子ども達。子ども達は1日1日色んな発見を楽しみ楽しませてくれています。これから始まる、色んな行事に不安や緊張も現れるかもしれませんが、色んな経験をして1人1人が大きく成長して行けると嬉しいです。
  • 園庭の桜の花びらが散ると同時に、新しい緑の葉が鮮やかに風に揺れています。進級入園式からあっという間に、1ヵ月が経ちました。初めての環境に、戸惑っていた子ども達も今では、たくさんの笑顔を見せてくれるようになりました。
  • ♪やねよ~り 高~い こいのぼ~り♪と、園庭を泳いでる鯉のぼりに負けないくらい元気いっぱいに歌っています。
  • 「先生、おはようございます」と、元気に挨拶をしてくれる子ども達。新しいクラスにも慣れ始め、私たちも嬉しく感じます。まだまだ、慣れずにいる子どももいますが、今年の干支の牛のようにゆっくり歩きながら子ども達の笑顔が見られるように見守りたいと思います。
  • シロツメクサがたくさん見られるこの時期、冠を作ったりブレスレットを作ったりして楽しんでいます。そんな中、「先生、これ4つ葉のクローバーだよね。幸せになれるんだよね」と嬉しそうに、小さな手のひらにたくさんのクローバーを集める子どもの姿が見られました。
  • さわやかな風に揺られる緑にを眺めながらお散歩へ行きました。色んな景色を見ながら、指を指したり、眺めたりして目で見る世界を感じたり、石や砂を触って感触を感じたりしている子どもの姿に微笑ましく思うこの頃です。
  • 大型連休が終わると、子ども達にも疲れが見られるようになります。大型連休中も、しっかり睡眠を摂りながら規則正しい生活を送られてくださいね。
  • 新緑がまぶしい季節になりました。樹々は、日光を浴びて強い生命力がエネルギーに満ち溢れています。子ども達も、過ごしやすいこの季節は、アクティブに動き回り楽しんでいます。
  • 心地よい風と共に、若葉の燃える好季節となりました。新しい園生活にも少しずつ慣れてきたことでしょう。この時期に、運動会が行われる園も多くなってきました。初夏の強い日差しにも負けないくらい大いに活躍する子ども達を、たくさん応援してあげてください。
  • コロナ禍の中ですが、四季は止まることなく動いています。風が気持ちい季節が訪れたと思うと、すぐに梅雨がやってきます。ここ数年は、「異常気象」や「ゲリラ豪雨」「集中豪雨」などの言葉がよく聞かれるようになり、経験したことのない天災に一瞬にして暮らしを奪われることが起きています。何が起こるか分からい今。もしもに備えた対策をしっかりと取り組んでいこうと思います。

5月の書き出しの文例は、ゴールデンウィークや新緑などを取り入れながら書いていくと読み手が共感し、季節を感じることが出来ます。

クラスの活動内容や行事

クラス便りや園だよりでは、内容は別の事を記載します。園だよりに載せないクラス内の活動報告を記載しましょう。テキストボックスをいくつか用意しておいた中に、クラスの目標や、今月の歌、今月の活動などを記載していきます。

日頃の、クラスでの生活や活動(制作や体験)に関する事や、行事の準備をしている内容、または実施した様子やその後の事を感想として載せてもいいです。
ただし、行事予定などの内容は、別紙で詳細することが一般的です。

<5月> 

子どもの日

  • 端午の節句は、男の子の健やかな成長を願う風習があり、園でも五月人形を飾ってみんなでお祝いをしたいと思います。
    こどもの日には、さわやかな香りが邪気を払い心身を清めてくれる菖蒲の葉のお風呂に入ったり、菖蒲の葉を軒に飾ったり、枕の下に敷いて眠り、無病息災を願いましょう。

子どもにも分かる「こどもの日」

母の日

  • 5月の第2日曜日は母の日です。園でも、いつもお世話をしてくれているお母さんへ、子ども達がプレゼントを作りました。大好きなお母さんに作ったプレゼントは愛情たっぷりです。

子どもにも分かる「母の日」

五月病

  • 「五月病」。連休が終わると、せっかく掴んだ生活リズムが崩れ、体調を壊したり、体調が優れなくなったりします。ゴールデンウィーク中も、規則正しい生活を心掛けてくださいね。

「お知らせ」「お願い」があれば、記入しましょう

保護者の方に、お知らせしたい事があれば記入して伝えることが必要となります。先ほども伝えましたが、持ち物に関しても、大事な部分は、色を付けたり、字の大きさを調整したりして、パッと読んだだけで伝わる書き方が好ましいと思います。

5月のイラストは?

おたよりには、季節感を出した文章に加えて、イラストも季節の物を使うことが定番です。5月のイラストは、鯉のぼり、五月人形、春の植物など。

イラストは検索するとフリー画像がたくさん見つかるので、おたよりの内容に合わせて配置を整えながら探してみてください。

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まとめ

5月の「お便り」に使える文例と内容はいかがだったでしょうか?
書き出し文は、季節感を出して書くことで相手が共感します。文章を書くとき、パッと読んだだけで伝わる書き方を工夫しながら、敬語に気を付けて書いていくようにしましょう。毎月、おたよりを書いているとマンネリ化する事がありますが、その月の行事や今起きている社会現象を添えて書くことで、書き出し文は新しい文章を書くことが出来ます。
「お便り」の、書きやすい文章の参考になると嬉しいです。

最後まで読んで頂き ありがとうございました。

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