3月の行事や制作について

保育士

3月は年度の最後の月ですね。
卒園や卒業などのお別れの季節でもあります。9月入学となれば、3月は年度の後半に当たる月となりますね。これから、どう変わっていくのかは日々更新して行きたいと思います。

コロナウィルスが人々の暮らしを襲って1年以上も続いています。昨年の、卒園式や卒業式は新しい生活styleとなりました。今もまだ拡がっているコロナウィルス。今年度も、昨年同様でソーシャルディスタンスを保ちながら、節目の行事を取り組むところも多いと思われます。手洗い・うがい・消毒をしながら感染予防に気を付けられてくださいね。

3月は、古くからの伝統行事もあります。春にむけて様々な行事を楽しめるように子どもに伝えたい3月の行事や制作についてまとめてみました。

日本の四季は、古くから移り行く季節を肌で感じて季節感を大切にしてきました。
今の世の中は、便利な時代になり季節の行事の楽しさをそのままにして、季節だけが通りすぎていくようになってきています。
日本の季節には、1つ1つ深い意味も込められているので、子ども達へ日本古来の行事を共有させながら、自分の成長にまつわる行事があることを伝え、季節を楽しんで、体と心が養われながら成長してほしいです。

季節の移り変わりを体験しながら、楽しく子どもと過ごせる「行事」を紹介します。

目次

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3月はどんな行事があるの?

3月は、花や木につぼみが膨らみ次々に可愛い花が顔を見せてくれるようになります。昼間は、徐々に温かい日差しが長くなり、外で遊ぶ時間が多くみられるようになってきます。
まだ、コロナウィルスで行事が短縮したり中止になったりする場所もあるかと思いますが、新しい生活様式で楽しめる春を見つけられるといいですね。

3月3日 ひなまつり
3月9日 サンキューの日
3月13日 サンドイッチの日
3月14日 ホワイトデー
3月17日~23日 春のお彼岸
3月21日 春分の日
3月吉日 お別れ遠足
3月吉日 卒園式
3月吉日 保育修了式

ひなまつり

3月3日を桃の節句という。

ひなまつりとは、女の子の健やかな成長をお祝いする日

平安時代の貴族の子どもの間で、現在の「ままごと遊び」に近い「ひな遊び」と言われる、人形遊びが流行っていたそうです。この人形遊びと「上巳(じょうし)」が結びついて「ひなまつり」の原型になったとのこと。

子どもに分かる「桃の節句」

サンキューの日

 

3月9日サンキュー
つまり、ありがとうの日なのです。

人から「ありがとう」と言われたら、嬉しい気持ちになりますよね。

サンキューの日にちなんで「ありがとうを届ける日」と制定されたそうです。

ありがとうの日

サンドイッチの日

3月13日は、3+1+3なので「3」が「1」を挟んでいることから制定されたそうです。

サンドイッチは、200年ほど前のイギリスの海軍大将に、ジョン・M・サンドウィッチ伯爵が、ゲームをしながら食べれるパンにおかずを挟んだことから名づけられたと言われています。

今では、サンドイッチのお店が出るほどサンドイッチを主食とする人も多く存在します。

ホワイトデー

バレンタインデーにもらった男性が、そのお返しとしてキャンディ・マシュマロ・ホワイトチョコレートなどのプレゼントを女性へ贈る日のこと

今ではバレンタインデーでは、想いを寄せている人だけではなく、家族やお世話になっている人、友人などに気持ちを込めて届けるようにもなったことから、男性だけではなくバレンタインデーに貰った人が、お返しをする事が多くなってきています。

子どもにも分かる「ホワイトデー」

春分の日

昼と夜の長さがほとんど同じ長さと言われている、秋の国民の休日の秋分の日。
「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日」と定められています。

子どもにも分かる「春分の日」

春のお彼岸

秋には、秋分の日が存在します。春分の日と秋分の日は、太陽が真東から昇り真西に沈むと言われ昼と夜が同じ長さがほぼ同じです。そのことから、西にある極楽の世界を拝むことができるこの時期(仏教では中道と表します)を、中日(ちゅうにち)として、前後3日間の合計7日間をお彼岸の期間とされています。「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。」とされいます。

お別れ遠足

年長児にとっては、園で最後のお出かけがお別れ遠足。小学校に上がると離れ離れになる友達と最後にみんなでお出かけをして楽しい思い出を作ります。

遠足について準備解説

卒園式

年長児は、長年過ごした園の集大成が卒園式です。
子どもにとって、初めての大きな門出となります。心身ともに大きく成長した子ども達をお祝いする式。

卒園式については、こちらを参考にどうぞ。

卒園式の演出

保育修了式

年長児は、保育終了式と言い卒園式がありますが、4歳以下のクラスは保育修了式があります、園では、1年ごとの更新となるので、今まで過ごしたクラスから一つ上のクラスへステップアップするための式を、3月の一番最後の保育の日に行います。

3月の制作・折り紙

~「折り紙の時間」さんより~
子ども達も喜んで取り組む「折り紙」忍耐力や集中力、思考力や想像力が養われます。折り紙には、様々な図形が描かれ難しさも感じますが、手先のトレーニングになり自分なりの工夫の仕方を学ぶことができます。空間知能力も育まれ、遊びながら身に付いていくことができます。折り紙をとおして、人とのコミュニケーション力も育まれます。


3月の植物

桜・・・日本では古くから親しまれ、和の心をあらわす日本の花。卒園から入園まで咲く春の代表的な花です。

タンポポ・・・色んな道端で見られる春の野草の花。白い綿毛は、どこまでも飛んでいき、人の心を穏やかにしてくれます。

チューリップ・・・春を代表する彩りな花は、小さな子どもも一番に名前を覚える花で、誰からも好かれている花です。

3月の二十四節気

*二十四節気*

太陽の位置を基準とし1年を24等分にしこと

3月6日 啓蟄(けいちつ)

少しずつ温かくなり、冬眠中の虫が目覚めて顔を出す頃。
「啓」はひらく、「蟄」は土の中にとじこもっていた虫(蛙や蛇)という意味とのこと。ひと雨ごとに暖かくなり、日差しも春めいて、生き物や植物が動き始めます。

3月21日 春分(しゅんぶん)

昼夜の長さがほぼ同じになる日で、この日を境に陽が延びていきます。春分の日は春のお彼岸で、ご先祖さまのお墓参りをする習慣があります。。

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まとめ

3月は、少しずつ過ごしやすい季節になり、植物がたくさん顔を見せてくれる季節です。年長児は、長年過ごした園とのお別れがありますが、最後までたくさんの思い出を作ることが出来るといいですね。
子ども達と、3月の行事をたくさん楽しめると幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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