保育士のモチベーションを保つ方法

保育士

保育士の仕事は、1年間多岐に渡って色んな行事があります。
子どもと関わることが主な仕事ですが、その他にも様々な関わりを必要とするため、人と関わるコミュニケーションは欠かせません。
保育現場では、体力はもちろん精神面も重要となります。

子どもが好きだから保育士として働いている人は多いと思います。
しかし、時には仕事する気力が湧かず「休みたい」と思ったり、仕事が思うようにはかどらないと、出来ない自分にもどかしく感じたり、人間関係で悩んだり。。。と色んなことから、保育のモチベーションが下がってしまったりする時が、あると思います。

ここでは、私が保育士のモチベーションをあげるためにやっていたことを、体験とともに伝えていきます。

目次

モチベーションが下がる理由

モチベーションが下がる理由には、人それぞれだとは思います。
仕事をしていく上では、モチベーションを持てないと失敗が多くなったり、思うように仕事が進まなかったりします。
ここでは、保育士のモチベーションが下がる理由についてまとめてみました。

園の方針

園の規定変更が納得いかなかったり、園の方針の本来の目的が職員に伝わらないと現場で働いている保育士にとっては、どう動いたらいいのか分からなくなり、保育のモチベーションも下がってきます。

異動や昇進・昇格などについてもモチベーションを下げてしまいます。慣れた環境から新たな場所へ喜んで異動する場合は、期待でモチベーションは高まりますが、異動に少しでも抵抗を感じる場合は誰だって不安な気持ちになります。

役職においての昇給や昇格は人それぞれですが、仕事量に対しての報酬を頂きたいけれど、それが低いと納得いかない気持ちが強くなってきます。

人間関係

保育士は、一人ではやっていけない職業です。周りの職員や保護者、地域の方と連携しながら子ども達の成長を見守る仕事です。
そんな中、仕事に対して理解してくれる人がいなかったり、なかなか職員と関わることができなかったりすると、一人で考え込むようになりストレスを感じていくようになってきます。

保育とは別の業務量の多さ

日中は子どもと色んな活動を共にします。そのため、勤務以外の時間に多くの事を行います。活動の準備は、前もって少しずつ積み重ねて用意したり、季節の壁面に行事の用意、日誌などの書類。毎日の掃除はもちろん、計り知れないほど様々な業務があります。

1人担任で28人を受け持つと、家に持ち帰って仕事しなければ日々の保育が成り立って行かないことが現実です。

仕事のモチベーションをあげる3つのこと

保育士に限らず、色んな職場での問題はあると思います。
そのためにモチベーションを保ちながら、仕事をすることが重要になってきます。

<モチベーションを保つためにすること>

  • 仕事と割り切れる
  • 休日のリフレッシュ
  • 思いやを持つ

仕事と割り切れる

家庭を持っていた筆者。独身時代は1人暮らしをしていたので、生活のため。
仕事と割り切って働くことでどんなに大変でも、「仕事だから」と思えるようになりました。雇われているので、しっかり働いてお金を頂くことに感謝できるようになり、たくさんの作業も集中してこなせる様になりました。

しかし割り切って働くことで、出来なかったはずの仕事が出来るようになり色んな業務を任されるようにもなります。つまり、仕事量は多くなるけれど給料は変わらないことになり兼ねないです。

仕事は、どんなに好きな仕事でも時には、やりたくないことが現れます。それでも仕事と割り切れると、「仕事だからしないと‼」と思えるようになり、休日を楽しむことができます。

休日のリフレッシュ

園では、色んな行事や活動に追われて忙しい日々が続きます。そのため仕事のモチベーションをあげるためには、休日のリフレッシュは欠かせません。

保育士の業務量は、勤務時間外もたくさんありますが、「休日は仕事しない」と決めて、平日に寝る時間を削って仕事に追われていました。

しかし、オン・オフのメリハリを付けることでモチベーションは保たれます。休日には、自然に出かけて香りや心地よい風を浴びてのどかな時間を過ごしたり、旅行やお買い物に出かけたり、趣味を楽しんだりして過ごしていました。

有給休暇を利用し有意義な休日を楽しむことで、リセットされ次の週を気持ちよく迎えることが出来るようになります。

思いやり

何度も言いますが、保育士は一人ではやっていくことが出来ない職業です。周りの先生方のサポートが時には、必要になります。

挨拶は心の窓というように、「おはようございます」「おつかれさまでした」と、どんなに状況にあっても相手の目を見て、自分から話しかけることを心がけていました。子どもに対しても同じです。自ら挨拶をしていくことで、子どもとの信頼関係も育まれ担任していないクラスの子どもにも自分の存在を覚えてもらうことが出来ます。相手から信頼されるようになると、仕事に対するモチベーションも上がります。

まとめ

保育士は、様々な行事を多く行います。進級入園式から始まり、運動会、発表会、卒園式とその都度たくさんの計画を立てなければいけません。子どもの成長を見守り、行事が成功した時の喜びは大きく、保育士としてのやりがいを感じさせれる瞬間です。
保育士として働く日々は、仕事と割り切り休日は自分の時間を作ってリフレッシュ相手を思いやることで相手から感謝され協力し合える仲になることから、保育のモチベーションを保つことができるのです。
どうしても、環境が合わない場合は転職も1つの方法だと思います。

園は、子ども達が社会に出るための❝生きる力❞を作る土台です。子どもの未来のために、日々の保育のモチベーションを上げて保育を楽しまれることを願います。

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