徐々に日本各地で、7月の中旬には梅雨明けとなり夏が本格的に到来します。
ここでは、子どもに伝えたい7月の行事や制作についてまとめてみました。
日本の四季は、古くから移り行く季節を肌で感じて季節感を大切にしてきました。
今の世の中は、便利な時代になり季節の行事の楽しさをそのままにして、季節だけが通りすぎていくようになってきています。
日本の季節には、1つ1つ深い意味も込められているので、子ども達へ日本古来の行事を共有させながら、自分の成長にまつわる行事があることを伝え、季節を楽しんで、体と心が養われながら成長してほしいです。
季節の移り変わりを体験しながら、楽しく子どもと過ごせる「行事」を紹介します。
7月は、どんな行事があるの?
7月は、本格的な夏が到来する季節。昨年の夏は、コロナウィルスで思うように活動できなかった年。今年は、思う存分新しい生活様式で、夏を楽しみたいですね。
7月は、数字から見ると縁起がいい数字ですね。
暑い夏を、楽しく子どもと過ごせる「行事」を紹介します。
7月7日 | 七夕 |
7月28日 | 土用の日 |
7月22日 | 海の日 |
7月23日 | スポーツの日 |
7月吉日 | 夏祭り |
七夕
♪笹の葉 さらさら~♪
七夕が近づくと、子どもたちの歌声から「たなばたさま」が聞かれるようになります。
「七夕は一年に一度、彦星と織り姫が会う日」と伝えられています。
土用の日
土用の日とは
「鰻を食べてスタミナをつけよう!」と、江戸時代からの行事です。
暑い夏を、夏バテ、疲労回復のために食べるのです。
*土用の日は、立春、立夏、立秋、立冬の前までの18~19日間のことです。
海の日
7月20日が「海の日」でしたが、現在は7月第3月曜日が「海の日」とされています。2020年は、コロナウィルスのため東京五輪は延期となりましたが、東京五輪開催予定だったので7月23日が海の日でした。
2021年は、再び東京五輪開催予定となっていますので、7月22日が海の日です。
海の日
「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。」との由来から、制定されたそうです。
日本は、島国です。海からの恵み『海の幸』をたくさん頂いています。
命を頂いて食事をしていることに感謝しましょう。
そして、各地で行われている「海開き」を楽しみ、海の危険性をしっかり教えながら、
海水浴を楽しまれてくださいね。
夏祭り
夏祭りは、無病息災を願い、五穀豊作を願い労働者を労うなどの意味が込められており、自然災害などを追い払う目的で夏祭りを行う地域もあるそうです。
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7月の制作・折り紙
~「折り紙の時間」さんより~
子ども達も喜んで取り組む「折り紙」忍耐力や集中力、思考力や想像力が養われます。折り紙には、様々な図形が描かれ難しさも感じますが、手先のトレーニングになり自分なりの工夫の仕方を学ぶことができます。空間知能力も育まれ、遊びながら身に付いていくことができます。折り紙をとおして、人とのコミュニケーション力も育まれます。
7月の植物
朝顔・・・ツル性の花で、周りの物に絡んでたくさんの葉っぱと、鮮やかな花を見せてくれます。す。名前の通り、朝に咲くと昼過ぎには萎んでしまう「朝顔」です。朝顔の花を摘んで、色染めなどして楽しめます。
ホオズキ・・・真っ赤な実は、夜を幻想的に彩ってくれ、提灯の役目があり古来から、お盆の花として親しまれています。観賞用と食用の種類があります。
ユリ・・・日本の山地にたくさん自生している「ユリ」。華やかな色をしており、広く親しまれています。
7月の二十四節気
*二十四節気*
二十四節気とは・・・太陽の位置を基準とし1年を24等分にしこと
7月7日頃 小暑(しょうしょ)
梅雨が明けて、だんだんと暑い季節がやってくること
7月23日 大暑(たいしょ)
本格的な夏が来て、暑さが増してくること
まとめ
7月は、殆どの地域で梅雨明けして本格的な夏が訪れてきます。近年、地球温暖化の影響で豪雨や猛暑などの異常気象が見舞われています。
私たちが住んでいる日本は、自然災害が起こりうる場所なので各地の「バザードマップ」を生かしながら、異常気象にも対応できるようにしていきたいですね。熱中症にならないようにしっかり水分補給をしながら、夏バテにならないための栄養を摂りいれてくださいね。
最後まで読んで頂き ありがとうございました。
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