8月のおたよりに使える文例と内容

おたより

園では、毎月お便りが保護者の方へ配布されています。お便りの内容は、行事や子どもの達の成長、出来事、お知らせなどが記載されており、どこの園でも欠かせない物となっています。アナログからデジタルへと移り変わった園もあるかと思いますが、先生の作成は昔と変わらず必要です。

お便りを書くことは、行事が多い先生の中では悩みの1つ。色んな事を考えなければいけない上に、お便りを書くことはすごく気を遣います。
お便りの書き出し部分は、最初に目を通す部分となるので、気を遣って書くことで定型文を書いてしまいがちにななったり、文章が浮かばない・・・と悩んでしまう先生もいます。

ここでは、8月の「お便り」に使える文例と内容をまとめてみました。8月は、プールや夏祭りなどの行事があります。出来事を交えながら書いていく形がオススメです。
お便り作成がはかどるよう、以前私が作成していた内容を元に紹介します。

私が勤めていた園では、月の終わりの日に翌月のお便りを配布していました。8月のお便りは7月31日に配布し、内容は7月に行った行事の様子や、制作などを記載していました。子どもの様子も付け加えて書くことで、保護者の方が「こんなことしたんだね」と喜ばれたりするので、オススメです。

【8月】子どもに伝えたい行事と制作

目次

スポンサーリンク

お便り作成のポイント

お便りを作成のポイントは、つまり「伝えること」です。
保護者の方へ、行事や子どもの達の成長、出来事、お知らせを明確に伝わりやすい文章を心がけることが必要となります。

<POINT>

  • 季節感を取り入れた書き出し文
  • 季節感を取り入れたイラスト
  • 伝えたい子どもの様子
  • お知らせ

保護者へ伝えたい事をまず簡単に、メモやテキストボックスの中に埋め込んでおきます。それから、作成に取り掛かることでスムーズに取り組みやすくなります。伝えたいことが決まると、より具体的な内容を記入しやすくなります。

書き出しは、季節感を出して書くことで相手が共感します。しかし、定型文だけでは今の季節とは多少違う内容となることもあるので、読み手からは違和感を感じる事もあるので、その時期に合う言葉を選びましょう。

仕事で忙しく、お便りを見落としてしまう事もありますので、大事な部分は、色を付けたり、字の大きさを調整したりして、パッと読んだだけで伝わる書き方が好ましいと思います。

7月の「お便り」に使える文例と内容は コチラ

9月の「お便り」に使える文例と内容は コチラ

8月 季節感あふれる文例の書き出し

  • 本格的な夏が到来。今年の夏はどのような思い出が出来るのでしょうか。昨年は、どこの地域においてもコロナウィルス感染症で夏祭りが中止となり寂しかった夏。今年は、大幅な規模縮小体制のもと開催されるところもありそうですね。
    しかし、再び感染が7月に入ってから拡がりました。まだ、感染予防が必要ですが新しい祭りの在り方を見つけながら、子ども達の心に残る日本の夏を楽しみたいですね。
  • 初夏に植えた“向日葵”が、夏の太陽に向けて少しずつ体をぐんぐんと伸ばしています。向日葵は、夏の太陽の様に私たちの心を明るく照らしてくれます。保育園駐車場に植えた向日葵は、まだ数cmしか出てきていないですが、色んな困難にも負けずきっと、私たちに素敵な姿を見せてくれると思います。これからも、子ども達と一緒に向日葵の観察を楽しみながら過ごしていきたいと思います。
  • 今年は梅雨明けが早く、梅雨の期間は過去最も短い記録が出ました。猛暑日が続いたり、大雨が続いたりとの異常気象の変化に悩まされる日々ですが、園庭や畑に咲いている“朝顔”“向日葵”は、毎日毎日背伸びをして、保育園を明るく照らしてくれています。
  • 暑さにも負けず、遊び回っている子どもたちを見て、“子どもってすごいな~”と、思うこの頃です。午前中たくさん遊んで、お昼寝でパワーを充電。たっぷりと充電した後は、盆踊りの練習に励んでいます。こうやってたくさん遊んで体を動かして、強い体を作っているのでしょうね。今年の夏、どんな事が出来るようになるのか楽しみです。
  • 夏の太陽の下、プール日和になっている今日この頃。プールが始まった頃は、水が冷たくて入るのにも勇気がいりましたが、今では逆に「入りたい!!」との気持ちの方が大きく、水の中での色んな楽しみを味わっていますよ。水に慣れ遊びも大胆になりました。出来るようになったことはそれぞれですが、新しい事に挑戦する事、出来るようになった喜びは、どの子にも自信へとつながると思います。また、着脱もスムーズになり保育士の手伝いなしで自分たちに出来るようにもなりました。
  • 8月は「葉月(はづき)」と言います。葉月は、落葉が始まる時期であることから「葉落ち月」と短縮され「葉月」と呼ばれるようになったそうです。
  • 近年の夏は、異常気象により猛暑の気温が毎年更新されています。子ども園でも、炎天下の活動は控えますが、熱中症などを起さないよう水分補給などはしっかりと補うように努めます。暑さは、体力を消耗しますので、早寝早起きの生活リズムは、ご家庭でしっかり摂るようにお願いします。
  • まだまだ暑さが厳しい季節になりますので、夏バテしないように、早寝早起き、朝ご飯をしっかり摂った規則正しい生活リズムを整えていきましょう。また、外出時は帽子を被り、水分補給はこまめに取ってくださいね。
  • 初夏に植えた夏野菜が、それぞれ実り始めみんなでもぎ取って、水洗いをして、給食の先生に調理してもらい栄養満点の料理に変身した夏野菜を頂いています。

8月の書き出しの文例は、夏の様子や行事などを取り入れながら書いていくと読み手が共感し、季節を感じることが出来ます。

クラスの活動内容や行事

クラス便りや園だよりでは、内容は別の事を記載します。園だよりに載せないクラス内の活動報告を記載しましょう。テキストボックスをいくつか用意しておいた中に、クラスの目標や、今月の歌、今月の活動などを記載していきます。

日頃の、クラスでの生活や活動(制作や体験)に関する事や、行事の準備をしている内容、または実施した様子やその後の事を感想として載せてもいいです。
ただし、行事予定などの内容は、別紙で詳細することが一般的です。

<8月> 

山の日

  • 山の日とは、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」と制定されました。自然のなかは、幼児期に必要な五感に刺激を受けることが出来ますのでこの機会に、山の自然に触れて遊んでみませんか?

子どもにも分かる「山の日」

プール

  • 「今日は、プール出来る??」「シャワー出来る??」と、水に触れたくてたまらない様子の子ども達。夏はやはり、水遊びですよね!! 水着に着替える事が、早い。早い。 自分の事は、殆ど自分達で出来るようになりました!! プールの中では、ワニ歩きをしたり、フープをくぐったりしています。バタ足したり顔付けして見せたりしている子どももいますよ。中には、水に慣れず泣き出す子どももいますが、少しずつ水遊びの楽しさを感じていければいいなと思います。
  • 水遊びは夏の楽しみの1つ。たくさん遊んで小麦肌に焼ける子どもたちなのでしょうね。しっかり水分補給を摂りながら、プールでしか味わえない思い出を作っていこうと思います。

「お知らせ」「お願い」があれば、記入しましょう

保護者の方に、お知らせしたい事があれば記入して伝えることが必要となります。先ほども伝えましたが、持ち物に関しても、大事な部分は、色を付けたり、字の大きさを調整したりして、パッと読んだだけで伝わる書き方が好ましいと思います。

8月のイラストは?

おたよりには、季節感を出した文章に加えて、イラストも季節の物を使うことが定番です。8月のイラストは、海、向日葵、朝顔、夏祭りなど。

イラストは検索するとフリー画像がたくさん見つかるので、おたよりの内容に合わせて配置を整えながら探してみてください。

スポンサーリンク

まとめ

8月の「お便り」に使える文例と内容はいかがだったでしょうか?
書き出し文は、季節感を出して書くことで相手が共感します。文章を書くとき、パッと読んだだけで伝わる書き方を工夫しながら、敬語に気を付けて書いていくようにしましょう。毎月、おたよりを書いているとマンネリ化する事がありますが、その月の行事や今起きている社会現象を添えて書くことで、書き出し文は新しい文章を書くことが出来ます。
「お便り」の、書きやすい文章の参考になると嬉しいです。

コメント