命を守る行動をするためには

生きる力

数年前までは、お盆を過ぎた頃から台風が発生しやすい時期に入ると言われていましたが、ここ数年日本各地では、地球温暖化による自然災害が多く発生しています。これまでの経験をはるかに超える災害の動きが活発となってきているのです。

2020年9月3日には、過去最強の台風10号が発生しました。最大風速80mとも言われている猛烈な台風。住家が倒壊しやすい状況になると言われています。

台風は事前に予報があるので、動きを見ながら警戒し避難対策をすることが出来ます。ここでは、自然災害における今までの経験も踏まえて、新たな常識を取り入れながらの避難方法についてまとめてみました。

目次

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自然災害は、深刻化している

ここ数年、日本各地を襲っている自然災害は、「これまで、経験したことなかった」と話される方が多く存在します。2020年7月に起きた熊本豪雨災害は、はるかに予想を超える雨量で球磨川が氾濫を起こして莫大な被害をもたらしました。

「数年に1度の雨」から、何度も同じことが繰り返されるようになってきているのです。「あの時は、大丈夫だったから今回も大丈夫」との思いは、先入観でしかないのです。過去に起きた災害で安心しては、ここ数年の災害では命を落としてしまうかもしれない状況が多く起きています。つまり、「自分の身にも起こるかもしれないので、命を守る行動をしないといけない」との気持ちを持って、警戒しないといけません。

ハザードマップの確認

ハザードマップとは・・・Hazard Map

ハザード(hazard)とは、危険を意味します。よって、自然災害が起こりやすい場所を伝えたり、防災対策や防災関係施設、避難経路や避難場所の位置を知らせてくれる地図のこと。

避難する時のタイミングは、各地域によって異なります。各自治体が用意されているバザードマップを参考に、「こうなったら危険」と事前に確認することで、迷わず避難することが出来ます。

各自治体で、バザードマップは、下記の地図をクリックすると見られます。

各自治体防災情報 ホームページ一覧

重ねるハザードマップわがまちハザードマップがあります。自分の地域を入力すると、洪水(想定最大規模)、土砂災害、津波、道路防災情報などが見られます。防災ポータルでは、日頃から確認できる地域の自然に関する様子をリアルタイムで伝えたり、防災情報をや自然災害発生時にいち早く現場から災害情報を招集し地図上に表示するシステムです。

ハザードマップを活用することで、非常事態に起きた時に迷わず「命を守る行動」が出来ます。

避難することがかえって危険な場合もある

先ほどお伝えしたようにハザードマップでの避難確認をすることは、ごもっともですが避難することがかえって危険な状況になる場合もあります。
水害では、水位がどんどん増してきます。そんな中、外に出てしまうと水にのみ込まれてしまったり、「いつも通っている道だから大丈夫」と安心して、見えない水路や溝に挟まってしまったりして、命を落とすことだってあります。水害の場合は、水の増え方が尋常(=普通)ではないのです。このような状況になった場合は、家の2階や、高台へと避難することが「命を守る行動」となるのです。

自然災害に備えるためしておくこと

2020年9月3日に発生した、台風10号は強い勢力を持ったまま、過去最強の風速を出すと言われています。ここで、事前に出来る対策についてまとまてみました。

<屋外>

  • 倉庫の固定

倉庫は、ロープで固定します。釘が打ってある場合でも、ロープで固定しておく方が多少の倒壊や部品の飛散を押さえることが出来ます。

強く結ぶ方法があります。今は、動画などは検索すると見つかると思うので、検索されてみてください。ちなみに、我が家は大工の父親が固定していますので、頑丈に結んでおります。解くことも簡単に解けます。

  • 室外機の固定

風速50mを超えると、色んなものが落下、倒壊、飛散する恐れが大きくなってくることから、固定していない室外機も壊れる恐れがあります。室外機もロープなどで固定をした方が、多少の安全は守れると思います。

  • 庭の鉢や、玄関回りの片付け

玄関や、庭に置いている鉢なども飛散したり、落下して割れたりするので全て撤去します。風速が強いと、庭の樹木も倒れたりする危険性が高まります。

  • 車やカーポート

ガソリンは満タンにしておきましょう。勢力を拡大しながら北上してく台風では、車は横転する場合もあります。そのため、車を立体駐車場に前もって避難させることを視野にいれておくことも考えられます。
また、カーポートは飛散したり倒壊する恐れがありますので、出来る人はカーポートを事前に撤去しておくことで倒壊を防ぐことはできるかもしれません。

<屋内>

  • 非常食の確保

停電になると、電気を使うことが出来なくなってしまいます。家電が使えなくなってしまう事を考えておきましょう。パン菓子やお菓子、お湯で温めることができる3色パックのご飯やおでん、カップヌードルやカレーなどを用意しておきます。パンを購入する場合は、賞味期限が長い物を買いましょう。飲料も用意しておきます。

  • ガスボンベ

IHの家庭では、料理することが出来ません。我が家も、IHなので非常時にはガスボンベが重要となってきます。ガスは、新しい物を用意しておくと安心だと思います。

  • 水筒

予報が伝えられている自然災害では、水筒を前もって用意をしておくといいと思います。水分確保は重要です。

  • ペットボトルに水を入れて凍らせておく

停電になってしまうと、冷蔵庫も使えなくなってしまいます。夏場は、停電になってしまうと冷蔵庫の中の物を守るためしばらくの間、凍らせておいたペットボトルを入れておくことで、冷蔵を保つ役割をしてくれます。
他にも、保冷ボックスを用意し、その時ばかりは普段取り出す物をボックスから取り出すことで冷蔵庫の開閉を防ぎます。断水した場合は、ペットボトルの水を代用することも出来ます。

  • スマホやタブレット

スマホやタブレットは、常に充電を100%にしておきましょう。いつ起こるか分からないので、非常時には欠かせません。また、乾電池式充電器をもっておくと、乾電池で対応が出来るので充電が切れても、充電することが出来ます。

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乾電池が切れている場合でも、停電時はテレビやエアコンの乾電池を使い回し利用することができます。普段から、乾電池のストックを確認しておくと安心です。

  • ラジオや懐中電灯

情報を確認するためにも、ラジオは身近にあるといいと思います。停電時は、電気が使えないので懐中電灯は必需品です。ここでも、乾電池を使うので日頃、ストックの確認をしておくと安心です。

  • マスク、体温計、消毒、救急箱

コロナウィルス感染症もあるため、マスクや消毒は今や欠かせない物となっています。感染症対策も取り入れながら、救急箱を用意しておきましょう。

  • ブレーカーの位置の確認

忘れがちになるのが、ブレーカー確認です。停電になった時、全てのブレーカーが落ちてしまいます。停電が収まったあとなど手動で付ける必要がある場合もありますので、ブレーカーの位置を確認しておきましょう。

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命を守る行動が大切

ここ数年、自然災害は以前のように「前は大丈夫だったから、今回も大丈夫」との考えの状態では、命を取り巻くことになり兼ねない異常気象となっています。
常に、「自分の身にも起こる」と警戒心を持っておくことで、命を守る行動が出来るのです。
このため、命を守るためにハザードマップや自然災害の備えを前もって取り組んでいくことをおすすめします。

最後まで読んでいただき ありがとうございました。

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