2020年7月16日、30年ぶりに将棋の藤井聡太さんが、最年少タイトルを獲得しました。
コロナウィルスや、豪雨に見舞われ悲しいニューズばかりの梅雨。
嬉しい情報は、心が穏やかになります。
そんな、藤井棋聖が行っている将棋も伝統文化なのです。
伝統文化と聞くと、幼い子ども達には伝わりません。
でも、折り紙、かるた、将棋の事を伝えると「知ってる!」との言葉が飛び出してきそうですね。
他にも、華道や茶道、書道、武道、日本舞踊、和食・・・まだまだ他にもたくさんの伝統文化があります。
これからの子ども達は、グローバル社会に生き抜く日本人の一人として、外国の人と関わることが多くなる将来。伝統文化への興味を深めることで、外国の人とコミュニケーションを取る際に役に立ってくるのです。
ここでは、伝統文化を体験することで得られる力についてまとめてみました。
目次
伝統文化って何?
現代社会において、子ども達が伝統文化について体験する機会が少なくなってきており、伝統文化と聞いても、どんなことなのか答える事が出来なくなってきています。

伝統文化って何?
伝統文化・・・昔から受け継がれてきた人々の心を豊かにする文化のこと
伝統文化は、幼い子ども達に伝えるに難しく感じている方もいらっしゃると思いますが、そんなことはありません。子ども達の学ぶ姿勢は、大人が思っている以上に吸収力があります。
ここでは、伝統文化を体験することで得られる力について紹介します。
伝統文化を体験することで得られる力
コミュニケーション力
日常生活の中で、地域の方と関わることの中に「夏祭り」「神楽」などの住民相互の計画や考え方などを形成して代々継がれてきています。このような文化は、地域を越えた広がりを持つものも多くあり、他の地域との交流資源となっています。文化を通して、様々な年代の方々と話をすることで、人とのコミュニケーション力が培われます。
伝統文化を体験することで、「お婆ちゃんも、昔習っていたんだよ」などの会話が生まれ、世代を超えたコミュニケーシを持つことができます。
礼儀作法の力
伝統文化には、「礼に始まり礼に終わる」「姿勢を正す」「心技体」などが身に付いてきます。
まずは、相手の目をしっかり見て礼をする。行儀よく座れなかった子どもも、姿勢正しく座ることが出来るようになります。伝統文化を体験することで、稽古現場の雰囲気と共に背筋が伸びるようになり道具を大切に扱おうと思える習慣を身に付くとともに、自分自身との心の向き合う強さを示す道徳心を養う力がついてきます。
日本人の力
グローバル社会において、世界の人々と関わる中で日本の伝統文化の良さや豊かさを伝えることが重要となってきます。そのため、自分が生まれ育った郷土や伝統に触れる事で誇りをもち、小さい頃からの体験を自分の言葉で、日本の伝統文化の魅力を伝えることが出来るようになるのです。
国際社会に必要な伝統文化
伝統文化で学ぶことで得られる力はいかがだったでしょうか?
国際社会を生きる子ども達にとって、日本の良さをアピールできるようになるには、小さい頃からの体験が重要となってきます。
伝統文化は、園の中やお家の中で得られることも出来るのです。例えば、正月のお節料理。和食も伝統文化の一つであり、外国の人には日本の和食料理は魅力的な物の1つなのです。
字が書けるようになると、書初めも体験させてみてはいかがですか?書道の取り組みも自然と礼儀作法が身に付いていくのです。
小さい頃から様々な学習の充実を図ることは、子供たちに自ら学ぶ意欲や主体的に学ぶ態度を身に付けさせるとともに、豊かな感性や創造力を育み学ぶ楽しさや成就感を体感させることにつながります。それによって、伝統文化の発展をしていこうとする意欲が持てるようになるのです。
子ども達が将来、自国を愛し伝統文化を自分の言葉でアピールできる日が来ることを楽しみに、様々な伝統文化に触れてみてはいかがですか?
最後まで読んでいただき ありがとうございました。
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