勉強やる気の引き出し

生きる力

「勉強しなさい!」「宿題しなさい!」と、何度声を掛けた事でしょう。
いくら声を掛けても、全くしようとしなかったり、しまいには遊びがエスカレートしたりして、何度も雷を落としては、無理矢理勉強をさせたことがありました。

しかし、ある時言いすぎる事もいけないと感じて、一言違った言葉掛けをしてみると、子どものやる気を引き出す効果がありました。

目次

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それぞれに合ったやる気の引き出し

ここでは、子どものやる気を引き出す方法はたくさんあると思いますが、我が家で効果があった3つのことを紹介します。

魔法の言葉かけ

「勉強しなさい!」と言っても、素直に勉強に励むとは限りません。すぐに勉強をしない子どもには、何度も「勉強しなさい!」とついつい言ってしまします。でも、実際大人でも何度も同じことを言われるとやる気をなくしてしまいますよね。子どもも大人のように、何度も言われると余計にやる気をなくしてしまうのです。
自ら学習意欲がある子どもは学ぼうとしますが、そうでない子どもは、自分の意志で勉強をしようとすることはせず、やりたい事をやり続けて、学校の課題を忘れがちになります。そのため、大人の言葉かけが必要となるのです。

ここでは、言葉掛けによるやる気が出た勉強方法を伝えます。

★以前の言葉かけ ☆現在の言葉かけ ☆言葉掛けの理由
勉強しなさい 今日何かすることあった? 何をすべきなのか考えさせることで、やるべきことが浮かぶ。
もう終わった? どうだった?ばっちりだった? ポジティブに伝えることで、やり終えた達成感を感じられる。
ダラダラしないで、サッとしなさい すごいじゃん。ここまでしているじゃん。これが終われば、遊べるんじゃない? 少しだけしか解いていなくても、「すごいじゃん」との響きで、やる気UPします。

私自身今まで、否定的な言葉が多く子どものモチベーションを下げていました。
しかし、宿題を少ししかしていなかった子どもに家事をしている最中だったので「すごいじゃん」とその短い言葉を掛けると、子どもが満面笑みをしました。それから「あっ、これでいいのか!」と感じたようで、言葉一つでモチベーションが上がり子どものやる気の引き出しが見つかりました。「すごいじゃん」は、色んなところで使えます。「上手だね?」よりも「すごいじゃん」「すごいね」の方が、プラスに捉えることが出来るのです。

取り組む姿勢を待つ

「早くしなさい」と言いがちになりますが、一度だけ伝えたら後は黙って待つ。すると子どもは、聞いていないようでも、ちゃんと聞いているのです。そして、自分のタイミングででやる気のスイッチを入れます。取り組むまでに時間がかかっても、子どもが取り組んだ姿勢を認めて「すごいじゃん」と褒めることで、最後までしっかり勉強することが出来ました。
大人はつい言いたくなります。でも、それを待つことが大事だと気づかされました。

褒めて伸ばす

子どもが勉強に向かう姿勢を見届け、やる気のスイッチが入った後しばらくしてから「お~すごいじゃん」と声を掛ける。子どもは、大人から声を掛けられてもらうと嬉しい気持ちになります。「これでいいんだ」と思えるようになり、肯定感も育まれます。肯定感が高まると、ポジティブに捉えることが出来て学習意欲も高まります。しかし、無駄に褒めすぎるのはいけません。
褒めながらも、子どもの可能性をしっかり見つめ、子どもの頑張りを一緒に喜んだり、取り組むまでに時間がかかっても取り組んだことを褒めたりすると、自信を持って次からの勉強も進んでするようになりました。取り組みを褒めるのは、数回のみでそれ以降は頑張りを褒めたり、アドバイスをしたりすることで、徐々に自ら取り組むようになりました。

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やる気の引き出しは、たくさんあっていい

子どもによって、やる気のスイッチは様々です。自己肯定感を高めることで、自ら取り組む姿勢は見られるようになります。大人は子どもについ「勉強しなさい」と言いたくなりますが、子どもにも何かの理由があります。どうやったら、この子の勉強スイッチを入れることが出来るのかを考えることが大切であることが知らされました。
ポジティブな言葉を見つけてたくさんの愛情を伝えると、子どもの学習意欲も高まります。
やる気の引き出しは、たくさんあっても損はしません。子どものやる気に繋がる方法が、たくさん見つかるといいですね。

最後まで読んで頂き ありがとうございました。

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