就学前に準備しておきたい5つのこと

子どものこと

社会問題になっている『学級崩壊』は、小学校高学年や中学校のイメージが強かったのですが、最近『小1プロブレム』 が問題になってきています。小学校にあがると、生活リズムが大きく変わり自分をコントロール出来ずにいる子どもが増えている事から、『小1プロブレム』が大きく取られるようになってきたのです。
また、『登校しぶり』も問題となっており子ども達が、小学校生活をスムーズに行えるためには、どのようなことを取り組んでいくといいのかを、まとめてみました。

小1プロブレム

小1プロブレムについて

  • 入学したばかりの1年生が学校生活に馴染めない。
  • 授業中に座っていられない。
  • 先生の話を聞けない

では、どうして上記のようなことがおこるのでしょうか?

原因は、ストレス耐性や基本的生活習慣が身に付いていないおらず、自分をうまくコントロールすることが出来ない、少子化や核家族により人との関りが不足している事が要因と考えられています。

就学前の子どもの様子

就学前の年長児の様子について、まとめてみました。

  • 身の回りの事は、自分でする。
  • 自分の思いを言葉にして伝えたり、友達との関わりを多く持つ。
  • 親の出勤時間に合わせて登園する。動き回って伸び伸びと遊ぶ。
  • 文字や数字に興味を持って、自分で学ぼうとする。
  • 色んな事に興味を示す

殆どの子どもが、自分の事は自分ですることが出来ています。友達と関わることで、社会性も身に付いており色々なことに興味を持っており、学ぶことの楽しさを少しずつ感じてきます。

学校の先生による、入学してきた子どもに思う事

  • 10分という休み時間で、体操服に着替えたり、水着に着替えたりする時間がかかる。
  • チャイムがなっても、自分がやりたいことがあるとなかなか止めない。
  • 片付けが出来ない。
  • 掃除の経験(箒、雑巾絞り)がなく、雑巾絞りが出来ない。
  • ハンカチがポケットに入っていない。(学校では、タオル等何も置いていない)
  • 日常の生活習慣を身に付いていない。
  • 食材に慣れておらず、食べることが出来ない。食べこぼしがひどい。
  • 姿勢正しく座ることができず、話を聞くことが出来ない。
  • 保護者の方とのスキンシップが取れていない子どもが見られる。

入学することは、子どもにとって楽しみな反面、不安な部分も見られます。
園生活では、何の問題もなかったけれどいざ入学してみると、「あれっ?」と見えてくる部分があるのです。豊かな学校生活を送るためには、日頃からの積み重ねが必要です。

入学して、慌てないためにもこれからゆっくり準備をしていけるように
「就学前に準備しておきたい5つのこと」をまとめてみました。

就学前に準備しておきたい5つのこと

「就学前に準備しておきたい5つのこと」とは、<1、早寝早起 2、身支度を自分でする 3、姿勢正しく、鉛筆を正しく持つ 4、箸を使って食べる 5、人との関わり>です。

1、早寝早起

園の登園時間は、保護者の通勤時間などに合わせての登園でしたが、全国の小学校では 8:00 ~ 8:20 までに登校するように定められています。また、各地域によっては集団登校があったり、保護者が当番で引率をしたり、スクールバスなど公共交通機関を利用して登校したりするところもあります。
朝起きて、着替え・身支度・朝食、学校へ行くまでに、あらゆることに最低でも1時間はかかると言われています。早起きをして、日中を活動的に過ごすと、夜は早めに眠くなる。早く寝付いてぐっすり眠ると、朝はすっきりと目覚める事が出来て、朝ごはんもしっかり食べれます。勉強も運動も集中出来るので一日を楽しく過ごす事が出来るようになります。
子どもは、大人よりも長い時間の睡眠が必要で、低学年で10時間程度と言われていましたが、社会の変化と共に、子どもの睡眠時間も変わってきています。ですが、出来る限りたくさんの睡眠を摂ることを進めます。

健康な体を作るための睡眠時間を確保するためには、決まった時間に眠れるよう30分前に身の回りの事を済ませるようにして、ぐっすり眠れるようにしましょう。

2、身支度を自分でする

自分の事は、自分でする事が当たり前になります。園の時は、出来ないと先生が手伝ったりしてくれていましたが、学校では身の回りの事は遅れていても誰も手伝ってくれません。多くの小学校で、体育の時間は体操服を着て授業を行います。体操服に着替える事はそんなに難しい事ではありませんが、次の授業まで10分の中で、その日に着て行った標準服に再び戻す着替えを時間内に済ませる事が難しいのです。

脱いだ洋服をたたむことも大事なので、日頃からたたむことを習慣づけておくことが好ましいです。また、小学校に上がると、多人数なので靴や上履きを床に座って履くことが難しくなってきます。立ったまま、しゃがんで履くことを覚えておくとスムーズに、履くことが出来るようになります。

3、姿勢正しく、鉛筆を正しく持つ 

読み聞かせの際、すぐに姿勢が崩れたり、寝転んで話を聞いたりする子どもが見られます。学校では話を聞く態度を育てる上でも、「よい姿勢で話を聞く」事が大事になってきています。また、社会生活の変化に伴い幼児が文字に接する機会や場面が多くなってきており、早い子どもで3歳から文字に興味を示し、書こうとする姿も見られています。幼児が文字に関心があることは個人差があり、文字に興味を示さない子も中にはいますがそんな中、鉛筆の持ち方が肝心となってくるのです。間違った持ち方を覚えてしまうと、癖になってしまい正しい持ち方になおすことが難しくなってきます。こうならないためにも、気付いた時に伝えるようにしましょう。

学習意欲の向上
正しい持ち方をすることで余分な力が入らない。つまり、書き続ける事ができ、授業中集中することが出来る。

平仮名を書く事は、以前では学校に入ってからでも遅くありませんでした。しかし、近年は就学前から書ける子ども達の殆どが、自己流の書き方をしています。
正しい書き方や書き順は小学校で学ぶので、子どもが書く事に喜びを持つことの共感をし、褒めるようにしましょう。

園生活の中で知的に触れていない子どもは、入学してから支障が出てきます。入学した1ヵ月の授業は、殆どが学校に慣れるための探検、給食指導などの活動が多いのですが、入学して2ヵ月目に入るとかなりのスピードで授業が進められます。1か月で46文字の読み書きを習得しなければならなくなるのです。

つまり、
就学前の積み重ね(文字や数字に関して)が重要‼となります。

4、箸を使って食べる

給食を食べるため、学校によって様々な違いが見られます。正しい持ち方をするということは、子どもにとってなかなか難しいですが、正しい使い方を覚えさせて置く事が大切となります。正しい持ち方をしないと、給食が遅くなったり、給食から学校嫌いへと発生する可能性も出てくるのです。

<箸の使い方>

上の箸の握り方は、鉛筆の握り方と同じです。

下の箸は、親指と人差し指の間に入れます。

*下の箸は基本、動かしません。

正しい持ち方をすることで、学習力の向上にもつながる。

  5、人との関わり

園生活では、困ったことがあると、先生が気付いて声をかけてくれていましたが、学校では自分から言葉にして伝えなければ、先生に気付いてもらえない場合が多く存在します。幼児期から聞く、話す活動をして論理的思考を高めていくことが重要になり日常生活の中で、考えた事を話せる環境を作ってあげることで伝えることが出来るようになります。子どもが、入学して学校に通うとまず作りたいのは、友達です。友達を作るには、友達はそれぞれ違う人間だと知り、様々な関わりを持てるようにならないと、上手く関係を持つことが出来ません。

園生活の中で友達と関わる時、喧嘩になったり、葛藤したりしながら、折り合いを学ぶことで社会性が身に付いてきます。社会性は、これから生きていく上で重要となってくるのです。

近年では、近所の方に関心を寄せなくなってきており人付き合いも減少してきています。子どもを取り巻く環境の変化で近所の方とも遠ざかってきていますが、近隣の方と挨拶を交わして、コミュニケーションをとることで、登下校の時地域の方に頼れる安心感が持てるようになります。

基本的生活習慣が大切

「就学前に準備しておきたい5つのこと」<1、早寝早起 2、身支度を自分でする 3、姿勢正しく、鉛筆を正しく持つ 4、箸を使って食べる 5、人との関わり>いかがだったでしょうか?

小学校に上がる前に、子どもが心身ともに健康に育つ為の基本となることは生活習慣を身に付けておくことです。日常生活の基本となる「食事」「睡眠」「排泄」「清潔」「人との関わり」。その生活習慣の確立が、よい状態で学校生活に臨むことができ、学力の支えにもなります。
子どもは生活環境から色んな事を学び、子ども自身が自分の事を考え、決断し行動できるようになってきます。これこそが、自ら学習に取り組もうとする学力向上の基盤となり、人との関わりを持ち、「生きる力」を育むのです。

小学校に上がることは、子どもにとって、嬉しい反面不安も見られます。完璧に出来る必要はありませんが、1年生になることが楽しみになるように、ゆとりを持って就学の準備が出来るような環境を作る事で、スムーズに小学校へ入学して小学校生活を送ることができるのです。

このサイトが、就学前の大事な時期の参考になると嬉しいです。

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