保育士に必要な3つのスキル

保育士

保育士として働く上で、専門性の高い職業だからこそ、
「スキル=知識、能力、技術」が必要となってきます。
時代の変化と共に、求められているスキルは変わってきています。
これから、保育士として必要な3つの「スキル=知識、能力、技術」を情報を紹介します

目次

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保育士になるためには

保育士になるためには、保育士資格取得が必要になります。

<保育士の資格を取る方法>

  1. 資格が取得できる厚生労働省の養成学校(大学、短大、専門学校)を卒業する
  2. 保育士試験を受験して、資格を取得する。

保育士資格取得をすると、「保育士」として働くことが出来ます。

資格を取得すると、保育施設やベビーシッター(以前は保育士資格なくても出来ていましたが、今は保育士資格が必要となっています)、保護者へ子育てサポートが出来ます。

近年、共働きの家庭が多くなり子どもに合った質の高い保育を求めたり、将来の役に立つ課外活動をしてくれる園の選ぶような保護者が多くなってきました。このような、背景に合わせて園などのサービスを変えていく必要があります。
このように時代の変化に伴い、保育士に求められる「スキル」は変わってきています。子どもと関わる専門性の高い保育士だからこそ、様々な「知識、能力、技術」が必要となってくるのです。

保育士に必要な知識

子どもに関する知識

保育士になるとまず、「子どもに関する知識」がないと保育をすることは出来ません。0歳から6歳までの子どもの成長、発達、心理、などの基礎的な知識が必要です。子どもの気持ちに寄り添いながら、安心できる環境を作ったり、問題を抱える子どもを前にしたときも最適な対応が取れるようにしましょう。

名前や理由の知識

子どもは「なんで」「これ何」と、疑問を保育士に尋ねてくることが多いです。子どもの疑問に対して、耳を傾け分かるように説明することが出来る保育の引き出しが必要となります。正しく答えることで、子どもの好奇心を生み出し自ら学ぼうとする姿勢が見られたり、子どもとの信頼関係も築かれます。

応急処置や医療の知識

日々の保育において、遊びの中で予期せぬ事が起きることがあります。原則的には、医療行為は行えませんが、怪我をした場合とっさの対応が必要です。このため、応急処置の方法を身に付けておくといいと思います。また、いくら気を付けても園内感染症も起きたりします。子どもの様子の変化に敏感に察知し対処できるように知識を得ておくと柔軟に対応できると思います。

保育士に必要な能力

責任

保育士は、子どもの発達や成長を見守り、一人一人の個性を大切に育てていかなければなりません。また、集団生活での決まりを伝えたり、年齢にあったカリキュラムの作成。子どもの体調や安全を確認したりなど、「責任能力」が不可欠となります。

コミュニケーション

子どもは身近にいる大人の真似をしながら、様々な事を吸収していきます。子どもの見本となるように明るく接することで、子ども達も明るく話すことが出来ます。一人一人の個性を大事にしながら、楽しく関わることで子どもとの信頼関係が育まれていきます。保育士は、子どもだけではなく保護者との信頼関係も必要となってきます。保護者の方への対応には、言葉選びが重要となってきますので、日頃から保護者の方程よい関係を保ちながら円滑なコミュニケーションをとるように心がけます。

保育実技

子どもの好奇心をもたらすためには、遊び(粘土、ごっこ、ブロックなど)や工作、絵画、音楽など様々な保育の教育が必要となってきます。保育実技は、現場において実践していくことで自然と身に付いていきます。次第に、自分の特技となる物を見つけていくと、自分にとっての強みとなり保育の向上につながります。

運動、体力、忍耐

子どもは、元気に走り回り遊びます。子どもと共に日中過ごす保育士にとって、体力は欠かせません。体力をつけるためには、規則正しい生活を送り自ら体力作りが重要となります。集団生活において話を聞かなかったり、泣き止まなかったりする子どももいます。子どもにも理由があるはずなので、冷静に粘り強く対応する力が必要となります。また、理不尽に物事を言ってくる保護者の方にでも、冷静に耐える力が必要となります。

危機管理

園において、子ども安全を守り環境を整えることが必要です。子どもは好奇心が溢れており、危険な場所でも自ら手足を運ぼうとする姿が見られます。危険が潜んでいる個所をしっかり把握しておくことが必要です。また、いつ災害が起きてもとっさな対応できるように、子どもの安全確認やハザードマップの確認をしておく必要があります。

保育士に必要な技術

音楽

保育士において、「ピアノ」は、必要となります。子どもにとって音楽は、基礎運動能力を高めます。完璧に弾けるまでとは言いませんが、子どもが歌う童謡などが弾ける程度のスキルは必要です。

絵画、工作

制作や、お絵かきなどの活動は、子どもの表現力、想像力、発想力を育む上で重要な役割をしています。絵画や工作を行う時、見本となる刺激を与える作品を与える必要があります。苦手な方もいると思いますが、色んな作品を見たり触れたりしていくと自然と描けるようになってきます。

パソコン操作能力

殆どの園において、パソコン1台は置いてあると思います。まだ、手書きで取り組んでいる園も存在すると思いますが、これからの時代はパソコンで日誌や月間、年間、お便りを記入していくと思います。パソコンでは、子どもの記録や園の記録、職員勤務時間など全てにおいて正確に情報を管理してくれますので、時間短縮することが出来ます。手書きで書くよりも時短勤務になる上、タイピングが出来るともっと時間短縮できます。AIが普及されてきている今だからこそ、保育士もパソコンスキルが必要となってきます。

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まとめ

保育士に必要な3つのスキルはいかがだったでしょうか?
時代の変化に伴い、保育士に求められるスキルも多少変わってきています。園の特徴を生かしながら子どもの為に、保育士としての「知識、能力、技術」を向上しつつ、これからは、プラスアルファとして、自分の特技を生かすことが必要となってくると思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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