10月の行事や制作について

保育士

10月に入ると、日中は過ごしやすい日が多くなることから、秋のレジャーを楽しむ姿が見られるようになります。朝夕は、日中との気温の差がでくるようになり早い所では、紅葉が少しずつ現れ始めてきます。

秋と言えば、実りの秋、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋・・・と色んな楽しみがたくさんあります。

ここでは、季節の移り変わりを楽しみながら、
子どもに伝えたい10月の行事や制作についてまとめてみました。

日本の四季は、古くから移り行く季節を肌で感じて季節感を大切にしてきました。
今の世の中は、便利な時代になり季節の行事の楽しさをそのままにして、季節だけが通りすぎていくようになってきています。
日本の季節には、1つ1つ深い意味も込められているので、子ども達へ日本古来の行事を共有させながら、自分の成長にまつわる行事があることを伝え、季節を楽しんで、体と心が養われながら成長してほしいです。

季節の移り変わりを体験しながら、楽しく子どもと過ごせる「行事」を紹介します。

目次

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10月は、どんな行事があるの?

10月は、過ごしやすい季節で色んな楽しみが待っています。
今年は、コロナウィルスで運動会は短縮したり中止になったりする場所もあるかと思いますが、気持ちのいい秋晴れのもと、新しい生活様式で楽しめる秋を見つけられるといいですね。

10月1日 衣替え
10月1日 十五夜
10月14日 鉄道の日
10月27日 ~ 11月9日 読書週間
10月31日 ハロウィン
10月吉日 運動会

※10月第二月曜日はスポーツの日です。2020年は7月24日に東京オリンピック開催予定だったため、7月24日でした。2021年は、まだ未定となっています。

衣替え(冬服)

1年の中で2回行う「衣替え」近年の地球温暖化の影響で、衣替えを11月に行う地域もありますが、「衣替え」のタイミングは季節の変わり目の気温によって変わります。「衣替え」することで、訪れる季節を楽しみましょう。

十五夜

中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)”と呼ばれる十五夜は、過ごしやすい秋の満月にお月見をすることです。

子どもにも分かる十五夜

鉄道の日

鉄道の日は、明治5年(1872年)10月14日に、新橋~横浜に日本の鉄道が開通したことにより国の発展に必要な交通機関として取り組んだことから、鉄道の記念日として平成6年10月14日より「鉄道の日」と定められました。
この日を記念に、全国の鉄道会社では鉄道のイベントが開かれています。

読書週間

1947年(昭和22年)終戦後2年の、まだ戦火の傷跡が残っている頃に、「読書の力によって、平和な文化国家を創ろう」という決意をもとに作られました。本は、心を穏やかにしてくれる働きがあります。本から、様々な創造力、思考力、知識力を学ぶことも出来るのです。
園や学校や図書館などでは、読書推進運動期間が設けられています。

子どもに分かる「読書週間」

ハロウィン

ハロウィンとは古代ケルト民族のドゥルイド教で行われていたサウィン祭が起源と言われており死者の悪霊が10月31日尋ねて来て、作物や子どもをさらったりするため悪霊から身を守ろうと仮面を被って仮装し、ジャック・オ・ランタンを作って魔除けの焚火を焚くことです。

子どもにも分かるハロウィン

運動会

行事の中でも、一大を綴る運動会。小さいクラスから大きいクラスまでしっかり、伸び伸びと広い会場で遊戯や技巧走、かけっこなど精一杯の姿を披露してくれます。集団で取り組む遊戯には、協調性が育まれ一回り以上も成長する姿を見せてくれます。

運動会について

10月の制作・折り紙

~「折り紙の時間」さんより~
子ども達も喜んで取り組む「折り紙」忍耐力や集中力、思考力や想像力が養われます。折り紙には、様々な図形が描かれ難しさも感じますが、手先のトレーニングになり自分なりの工夫の仕方を学ぶことができます。空間知能力も育まれ、遊びながら身に付いていくことができます。折り紙をとおして、人とのコミュニケーション力も育まれます。



10月の植物

キク・・・日本の秋を象徴する花。天皇の印として菊花紋章(十六八重表菊)が皇室の紋が有名です。様々な種類があるキクは、全国で菊花展が開催されるほど人気な花です。

シュウメイギク・・・中国からやってきた宿根草の清楚な花。秋の涼しい季節に、風に揺られて咲いているシュウメイギクは、心を和やかにしてくれます。

ガーベラ・・・陽気で明るい雰囲気の花で、葉は地際に集まってこんもり茂り、花茎だけが伸びて春と秋に咲く花。また、うぶ毛のような細かい綿毛が株に密生しています。

10月の二十四節気

*二十四節気*

太陽の位置を基準とし1年を24等分にしこと

10月8日 寒露(かんろ)

夜が長くなり、露が冷たく感じられるころ。朝晩の冷え込みが激しくなってきますが、秋がぐんと近くに来て紅葉が徐々に表れ始めてきます。日中は、過ごしやすくなります。

10月23日 霜降(そうこう)

晩秋を迎え朝晩の冷え込みがさらに増し、北国や山里では霜が降りはじめるころ。山は、紅葉に染まってきます。

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まとめ

10月は、徐々に過ごしやすい季節が訪れてきます。秋のお出かけは、気持ちがよくリフレッシュ出来ます。しかし今年は、新しい生活様式に伴い、色んな行事が限られてくると思います。気持ちいい季節に本を読んで心に栄養を取り入れたり、実りの季節食欲の秋を堪能することも出来ます。旬の食材は、栄養価が高いのです。旬の食材の収穫を楽しみ、栄養を頂くこともオススメです。
コロナウィルス対策にも気を配りながらも、楽しい日本の秋の思い出を作れる参考になると嬉しいです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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