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会場の装飾
卒園式の会場装飾は、園によって昔からの形を大切にしたり、毎年変わった飾りを取り入れたりしているところもあると思います。
会場や廊下、玄関や階段にまで様々な飾りを取り入れて、保育園最後の子どものエンディングの集大成を華やかに演出してあげたいですよね。
ここでは、筆者が実際卒園式の時の飾り付けた、手作り装飾についてご紹介します。
その年のクラスのテーマを取り入れたアーチ
大きな蓮の花をポイントに、同じ色のバルーンにしています。
この年の、年間テーマは「花」でした。日本の四季には、たくさんの花が存在して、人の心を癒してくれます。お釈迦様が見守ってくれている園だったので、お釈迦様の花「蓮」を画用紙を2枚くっつけて大きな「蓮を」サイドに取り付けています。
「蓮」・・・蓮の花は色んな困難が起きても、泥水の中から生じてくる清らかな心と言われています。
「これからの新しい道は、楽しい事ばかりでなく、辛い時も出てくるでしょう。だけど、そんな困難を乗り越えるといい事は必ずあるから」との思いで、卒園児が登場する最初のアーチに取り付けました。
ディズニーをテーマにした年は、赤、黄、黒のバルーンにして、サイドにディズニーの貼り絵を飾りました。
桜のガーランドを取り入れた天井
正面では、卒園授与が行われる場所。そのサイドには、桜の木を作り天井には桜のガーランドや、部屋全体の天井にガーランドを取り付けいます。間に、ラミネートした両面気球やフラワーポムを吊り下げて華やかにしています。
ペーパーファンを利用した装飾
結婚式などで人気の、ペーパーファン。ペーパーファンを重ねて貼るだけでも可愛い演出ですよね。「そつえんしき」の文字は、リボンの形に画用紙を切ってその上に、ペーパーファンやリボンを付けています。(見えにくくてすみません)リボンは、折り紙で作っています。(後日、作り方記載します)
ガーランドサイドの花は、下記の運動会の時のスローガンの花を再利用しています。
この年は、♪パプリカ~♪が大人気の年でした。筆者は、花が好きだったのもあり子ども達は、チューリップを自分たちで作っています。手形の花をいくつもくっつけて、大きな花を作っています。
※裏面には、クリアテープを前面に付けていますので、何度も取り付け出来るように設定しています。
卒園式の時の装飾に使う事を前提に、四季の共同制作を行っていました。
マイクや技巧台も華やかに
入場のアーチや、会場と同色を取り入れて、マイクスタンドや子どもが見える様に台を置く場合は、周りに邪魔にならない程度に花紙を飾ることもオススメです。
花道には花を
子どもが卒園証書を受け取りに行く通路には、花を飾ることで明るくなります。花には、卒園式のテーマとしている物のピックを挿すと可愛い演出になります。(この年は、ディズニーでした)
花の鉢には、ラッピングペーパーがオススメです♡
子どもの写真
ディズニーや木がテーマだったこの年。サイドに木を広用紙で作り、ディズニーのシルエットや子ども達一人ずつの写真をポラロイド風に印刷して貼っています。
※こちらも、先ほどの運動会をスローガンの再利用しています。
自分で描いた自分の似顔絵
自分の似顔絵を描いて、原色折り紙で作ったガーランドを飾って明るく演出しています。下の茶色系はレンガをイメージしています。
笑顔になるように
2016年は、熊本地震が発生した年。
「ずっと笑顔でありますように」との思いを運動会の競技で使った看板を会場の周りの壁の1部分に取り付けました。
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