子どものサインが気になる方へ

子どものこと

子どものクセが強い!よく泣いて落ち着きがない!同じ行動を何度も繰り返す!目的があると、周りが見えず道路だろうが突っ走って危なっかしい行動をする!と、気になる部分が見えだすと、「我が子、障害?」と気になる保護者がいると思います。
ここでは発達障害?と感じた時に、どのような事をしていくといいのかまとめてみました。

目次

発達障害とは、どんなこと?

発達障害とは、脳に何らかの障害があること。対人関係がうまく出来なかったり、話せなかったり、落ち着きがなかったり、まったく何にも興味を示さなかったり、思ったら衝動的に行動したりして、人によって違う様々な症状のこと。

  • 自閉スペクトラム症(ASD)・・・対人関係を作ることが難しい(コミュニケーション)。こだわりが強い。物音に敏感。言葉の発達が遅い。
  • 多動性障害(ADHD)・・・不注意。落ち着きがない。衝動的な行動をする。
  • 学習障害(LD)・・・読み書きや、計算など特定の学習に困難。
子どもの発達障害は?

子どもの発達障害は、1歳を過ぎた頃から症状が見られます。やたら泣く子どもや、抱っこを嫌がる子ども、同じようなことを繰り返したり、かんしゃくを起こしたりします。どの子どもにも、泣いたり、イヤイヤする時期はありますが、その状態が長く続きます。また、2歳を過ぎると言葉も少しずつ出てくる時期ですが、言葉の発達の遅れや興味や活動の偏りなどが見られます。落ち着きがなかったり、走り回ったりして先生の話を聞くことが出来ずにいます。以上児クラスになると、「読む」「描く」「書く」「見る」「聞く」などありますが、事例に対して難しい部分があらわれ始め特定の学習が困難な状態が見られます。

何歳ぐらいから見られるの?

発達障害は、小さい頃は周りの子どもと変わらず特徴も目立ちません。年齢が上がるにつれて、見え隠れていた部分に気付いてくることが多く見られます。年長児になると、自分でやるべきことが多くなり困りごとに気づいたり、うまく自分の言葉で伝えることが出来なかったり、コミュニケーション問題や、学習面でついてこれなかったりして気付く面も見られます。

気付いたらどうする?

今の時代は、気付いたらネットで検索すると色んな情報が流れてくるので、自己判断することが出来ます。自己判断することで安心してはいけません。
著者の姉の場合、35年前も発達障害は存在していたはずですが病院へ行っても診断出来ずにいました。学生時代から不注意や衝動、対人関係がうまく出来ずに社会とは離れていくようになりました。しかし社会環境の変化と共に、発達障害の名が出るようになり、大人になってようやく診断されました。
発達障害は、1回の診察で判断は出来ません。何度も面談と検査をすることで診断できるのです。

各地域の支援センターを利用する

全国に発達障害に関する支援センターがあります。
相談窓口も設置されていますので、少しでも気付いた点や悩みがある場合は問い合わせてみるといいです。直接、相談業務を行っていない場所もありますがその場合は、相談窓口を紹介してくれます。(発達障害情報・支援センター)
また、支援センターは予約制となっているので、空いているとすぐに予約を入れることが出来ますが、空いてないと数か月後となり、就学前のお子さんの場合、就学前相談が出来ずに就学することにもなり兼ねますので、気付いたら早めの対応をすすめます。

気付いたら早めの行動を!

気付いたら、早めの行動をしてあげてください。身近な専門家ではない大人が見て「大丈夫」と判断しても、苦しむのは子どもです。発達障害に気づかないまま就学すると、何らかの別の症状が現れたりもします。早めに気付いてあげることで、検査したり適切な接し方をしていくことで子どもが社会とうまく関わって過ごしていくことができるのです。

子どもに、無理のない社会環境を整えて過ごしていけるといいですね。

*最後まで読んでいただきありがとうございました*

ブログランキングに参加しています。
*ポチッ*としていただけると嬉しいです。

 にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ

コメント