4月のおたよりに使える文例と内容

おたより

園では、毎月お便りが保護者の方へ配布されています。お便りの内容は、行事や子どもの達の成長、出来事、お知らせなどが記載されており、どこの園でも欠かせない物となっています。アナログからデジタルへと移り変わった園もあるかと思いますが、先生の作成は昔と変わらず必要です。

お便りを書くことは、行事が多い先生の中では悩みの1つ。色んな事を考えなければいけない上に、お便りを書くことはすごく気を遣います。お便りの書き出し部分は、最初に目を通す部分となるので、気を遣ってから書くことで定型文を書いてしまいがちにななったり、文章が浮かばない・・・と悩んでしまう先生もいます。
書き出しは、季節感を出して書くことで相手が共感します。しかし、定型文だけでは今の季節とは多少違う内容となることもあるので、読み手からは違和感を感じる事もあります。

ここでは、4月の「お便り」に使える文例と内容をまとめてみました。4月は進級入園や新年度の挨拶を兼ねた始まりとなります。そんな様子を交えながら書いていく形がおすすめです。
お便り作成がはかどるよう、以前私が作成していた内容を元に紹介します。

私が勤めていた園では、月の終わりの日に翌月のお便りを配布していました。4月のお便りは3月31日に配布し、新しい環境に変わることやクラスの抱負などを記載していました。

【4月】子どもに伝えたい行事と制作

目次

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お便り作成のポイント

お便りを作成のポイントは、つまり「伝えること」です。
保護者の方へ、行事や子どもの達の成長、出来事、お知らせを明確に伝わりやすい文章を心がけることが必要となります。

<POINT>

  • 季節感を取り入れた書き出し文
  • 季節感を取り入れたイラスト
  • 伝えたい子どもの様子
  • お知らせ

保護者へ伝えたい事をまず簡単に、メモやテキストボックスの中に埋め込んでおきます。それから、作成に取り掛かることでスムーズに取り組みやすくなります。伝えたいことが決まると、より具体的な内容を記入しやすくなります。

仕事で忙しく、お便りを見落としてしまう事もありますので、大事な部分は、色を付けたり、字の大きさを調整したりして、パッと読んだだけで伝わる書き方が好ましいと思います。

3月の「お便り」に使える文例と内容は こちら

5月の「お便り」に使える文例と内容は コチラ

4月 季節感あふれる文例の書き出し

  • 春の陽気と共に、新しいクラスがスタートしました。園では、子ども達の賑やかな声が響き渡っています。
  • ご入園、ご進級おめでとうございます。新しい園に、新しいクラスとなり、子ども達もドキドキしたり、ちょっぴり不安になったりしていますが、これから始まる園生活が「楽しい!」と感じられるように、少しずつ子どもとの距離を縮めながら過ごしていきたいと思います。
  • 園庭の花が子ども達の登園を、嬉しそうに明るく照らして迎えてくれています。これから始まる新しい年は、子ども達にとって楽しい日々を過ごせるようにしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
  • うららかな春日和。吹く風も柔らかく穏やかな季節となりました。新年度のスタートを例年通りこの時期に迎えられる喜びと共に、明るい希望が少しずつ見え始めてきました。
  • 見上げるときれいな桜が、子ども達の新しいスタートを祝福しているかのような、穏やかな表情で見守ってくれています。新しいクラスが、子ども達にとって居心地のいい場所となり、友達の輪を広げていけるようにしていきたいと思います。
  • 春の温かい陽気と、子ども達の可愛い姿を見てこれから始まる新しいクラスでの出来事に、楽しみが増してきました。
  • ご入園、ご進級おめでとうございます。新しい環境は誰だって最初は、緊張したり戸惑いが見られますが、少しずつ一人一人に合ったペースで園生活を安心して過ごせるように、様々な楽しみを取り入れていきたいと思います。
  • 春の訪れを知らせる、穏やかな風と植物からお便りが届いていきました。明るい花のように、これから楽しく過ごしていきたいと思います。
  • 外の音に耳を澄ますと、春の小鳥たちが木から木へ飛び回りながら、楽しそうに踊っています。子ども達も、小鳥にたちのように友達との輪を広げながら嬉しそうにお喋りを楽しんでいます。
  • 4月の事を古くは卯月といいます。卯の花が咲くことから卯月と言われていたそうです。卯はウサギとも呼びますね。ウサギのように真っ白いものから、色んな色を染めて楽しんでいきたいと思います。
  • これから始まる新しいクラスでみんなで笑ったり、遊んだり、助け合ったり、…色々な経験を共にしながら、楽しんでいきたいと思います。

4月は進級入園式や年度始めとなります。そんな様子を交えながら書いていく形がおすすめです。4月の書き出しの文例は、進級入園式春の植物を取り入れながら書いていくと読み手が共感し、季節を感じることが出来ます。

クラスの活動内容や行事

クラス便りや園だよりでは、内容は別の事を記載します。園だよりに載せないクラス内の活動報告を記載しましょう。テキストボックスをいくつか用意しておいた中に、クラスの目標や、今月の歌、今月の活動などを記載していきます。

日頃の、クラスでの生活や活動(制作や体験)に関する事や、行事の準備をしている内容、または実施した様子やその後の事を感想として載せてもいいです。
ただし、行事予定などの内容は、別紙で詳細することが一般的です。

<4月> 

進級入園式

  • ご入園、ご進級おめでとうございます。今年度、担任になった〇〇です。溢れんばかりの子ども達の笑顔に囲まれて、色んな行事を共に歩み、経験を重ねながら過ごしていきたいとおもいます。1年間よろしくお願いします。

進級入園式について

花まつり

  • 4月8日はお釈迦様が誕生を祝う「花まつり(灌仏会)」があり、甘茶を注いで頂きます。お釈迦様は、人間が幸せにいきるために悟りを開き、多くの人に説いて回られた偉大な方です。

花まつりについて 

「お知らせ」「お願い」があれば、記入しましょう

保護者の方に、お知らせしたい事があれば記入して伝えることが必要となります。先ほども伝えましたが、持ち物に関しても、大事な部分は、色を付けたり、字の大きさを調整したりして、パッと読んだだけで伝わる書き方が好ましいと思います。

4月のイラストは?

おたよりには、季節感を出した文章に加えて、イラストも季節の物を使うことが定番です。4月のイラストは、進級入園式花祭り春の植物

イラストは検索するとフリー画像がたくさん見つかるので、おたよりの内容に合わせて配置を整えながら探してみてください。

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まとめ

4月の「お便り」に使える文例と内容はいかがだったでしょうか?
書き出し文は、季節感を出して書くことで相手が共感します。文章を書くとき、パッと読んだだけで伝わる書き方を工夫しながら、敬語に気を付けて書いていくようにしましょう。毎月、おたよりを書いているとマンネリ化する事がありますが、その月の行事や今起きている社会現象を添えて書くことで、書き出し文は新しい文章を書くことが出来ます。
「お便り」の、書きやすい文章の参考になると嬉しいです。

最後まで読んで頂き ありがとうございました。

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